低価法

在庫評価(棚卸資産の評価)方法のひとつです。
その在庫の「取得原価(仕入れた元の価格)」と「時価(期末時点の市場価格や売却可能価額)」を比べ、どちらか低い方の金額を、その在庫の正式な評価額(資産価値)とする会計ルールです。

目的

もし在庫の価値が仕入れた時より下がっている場合(価格下落、陳腐化、破損など)に、その損失(評価損)を当期のうちに計上し、資産を過大に評価しないようにする(=保守主義の原則)ために使われます。