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総平均法
2024/10/17
23:16
2025/10/23
16:33
在庫評価方法のひとつで、
一定期間(通常1年間)の「仕入れ総額」を「仕入れ総数」で割り
、在庫1個あたりの平均単価を算出する方法です。
期末に残った在庫すべてに、この「全期間の平均単価」を掛けて在庫評価額を計算します。
計算例
【前提】
期首在庫:
10個 @100円 (合計 1,000円)
4月仕入:
20個 @110円 (合計 2,200円)
9月仕入:
30個 @120円 (合計 3,600円)
期末在庫数:
15個
【計算ステップ】
平均単価の算出
仕入れ総額: 1,000円 + 2,200円 + 3,600円 =
6,800円
仕入れ総数: 10個 + 20個 + 30個 =
60個
平均単価: 6,800円 ÷ 60個 =
約113.3円
期末在庫評価額の算出
期末在庫数: 15個
評価額: 113.3円 × 15個 =
約1,700円
メリットとデメリット
メリット:
計算が
非常に簡単
。期末に一度だけ平均単価を計算すればよいため、手間がかかりません。
期中の価格変動が平均化されるため、仕入れ価格の一時的な高騰や暴落の
影響を受けにくい
です。
デメリット:
期末にならないと単価が確定しない
ため、月次決算など期中の損益を把握しにくいです。
計算上の単価(平均値)と、実際のモノの動き(古いものから売れたなど)が一致しにくい場合があります。