種まき方式

ピッキング(倉庫から商品を集める作業)の方法のひとつで、複数の出荷オーダー(注文)に必要な商品の総量を種類ごとにまとめてピッキング(収集)し、その後で仕分け場にて各オーダーごとに分配する方式です。「トータルピッキング」や「バッチピッキング」とも呼ばれます。

流れ

  1. ピッキング(集める): 複数のオーダーに必要な商品の総量(例: リンゴ合計30個)を一括で集めます。
  1. 仕分け(種まき): 集めた商品を仕分け場に運び、各オーダーに分配(種をまくように分ける)します(例: A店に10個、B店に20個)。

「摘み取り方式(オーダーピッキング)」との違い

  • 種まき方式(トータルピッキング):
    • 商品ごとに総量を集め、後でオーダーごとに仕分ける。
  • 摘み取り方式(オーダーピッキング):
    • オーダーごとに商品を集める。集めた時点でオーダーごとに仕分けられている。