スマホがスキャナーになるOCR読み取りできる在庫管理アプリ
「在庫管理、もっと手軽にできないかな？」
もしあなたがそう感じているなら、OCR（光学文字認識）機能を搭載した在庫管理アプリがその悩みを解決してくれるかもしれません。
この記事では、初期費用を抑えつつ、日々の在庫管理を格段に効率化する「スマホOCRスキャン」の魅力と、その活用ステップをご紹介します。
初期費用を抑える！スマホOCRスキャンの魅力
従来の在庫管理では、専用のスキャナーを導入する必要があり、初期費用がかさんでしまうこともありました。
弊社でも商品や段ボールに記載してある名前をそのまま読み取りしたいというご要望をよくいただきます。
OCR機能を持つ在庫管理アプリなら、お手持ちのスマートフォンがそのままスキャナーとして活用できるため、導入コストを大幅に削減できます。
専用スキャナー不要の手軽さ
特別な機器を用意する必要はありません。
普段お使いのスマホにアプリをインストールするだけで、すぐにOCRスキャン機能を利用できます。
これにより、導入の手間が省け、すぐに業務に取り掛かれます。
いつでもどこでもデータ入力が可能
スマホがあれば、倉庫内はもちろん、外出先や移動中でも在庫情報の読み取りが可能です。
これにより、場所を選ばずにリアルタイムな在庫管理が実現し、業務の効率性が向上します。
在庫管理アプリとスマホOCR連携のステップ
- App Storeからアプリをインストールします。MonoCのインストールはこちら
- アプリ内のテキスト入力項目をタップして長押しします。
- 以下のアイコンをタップすることでOCR読み取り画面が起動します。
- フォーカス状態のテキストを、在庫管理アプリの該当する入力フィールドに反映することができます。
この方法を利用することで、iOSデバイスの高度なOCR機能を活用し、より正確な文字情報の入力が可能になります。
バーコード・QRコードスキャンとの組み合わせでさらに効率UP
OCR読み取りに加えて、バーコードやQRコードスキャンを組み合わせることで、在庫管理はさらに効率化されます。
- 高速な商品特定: バーコードやQRコードは瞬時に読み取れるため、大量の商品を素早く処理する際に有効です。
- 正確な商品情報: バーコードやQRコードには、商品コードやJANコードといった固有の情報が紐づいているため、OCRのように読み取りミスが発生する可能性を低減できます。
- 多様なシーンに対応: 商品によってはバーコード、QRコード、文字情報と、様々な形式で情報が付与されています。これらの全てに対応できることで、どんな商品でもスムーズに管理できます。
例えば、入庫処理ではバーコードで商品を素早く登録し、詳細な情報が記載されたラベルはOCRで読み取る、といった使い分けが考えられます。
バーコードやQRコードに比べてOCRは必ずしも良い選択肢になると限りません。
バーコード・QRコードは読み取られることが前提として箱や商品に印字貼り付けされていますが、OCRはどこの情報を読み取ってもらうのかという統一の企画のようなものはありません。
文字読み取りの精度は高く高速でも、文字の配置場所によって不要な文字まで読んでしまうのはよくあることです。
結局手入力のほうが素早く正確だった、、、ということもあります。
その点に注意しながらOCR読み取り機能を活用しましょう。
現場の効率UP！スマホで始める在庫管理アプリはこちら
スマホのカメラを活用した、OCR、バーコード、QRコードスキャン対応の在庫管理アプリは、現代の多様な在庫管理ニーズに応える強力なツールです。
初期コストを抑えつつ、業務効率を大幅に向上させることができます。
在庫管理アプリMonoCは、これらの機能を統合しあなたのビジネスの成長を強力にサポートします。
今すぐ、お手持ちのスマホを、より強力でスマートな在庫管理ツールに変えてみませんか？
この記事の筆者
佐藤 徳洋
日本物流学会会員、在庫管理アプリMonoCの運営を行う。
東証プライム企業のシステムエンジニアとして働いている中で、古いシステムでは令和の業務を支えられないと感じ、新しい業務のやり方を模索中。